歯科衛生士の給料は?平均年収や稼ぐための方法を解説

歯科衛生士の給料は?平均年収や稼ぐための方法を解説

日本では、歯科医院の数はコンビニの1.6倍以上あると言われています。

ゆえに、歯科衛生士の需要も高まる一方です。

歯科衛生士になるためには、養成校で専門教育を受けた後、国家試験に合格する必要があります。

生涯役立つ国家資格ですので、今は若い女性に人気の職業なんです!

しかし実際に歯科衛生士という職業は魅力があるのでしょうか?

「歯科衛生士はどのくらい稼げるの?」

「歯科衛生士の年収をアップさせる方法は?」

という質問を抱く方もいるでしょう。

今回の記事では、上記の問題について、詳しく解説したいと思います。

ぜひ最後まで読んでください!

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  1. 歯科衛生士の平均年収はいくら?
    1. 歯科衛生士の給料は年齢や経験年数によって決まるの?
      1. 歯科衛生士は自分の給料に満足しているのか?
        1. 年収アップするための3つの方法
          1. まとめ

            歯科衛生士の平均年収はいくら?

            歯科衛生士の平均年収は、350万円から370万円が相場です。

            一方、日本人労働者全体の平均年収が432万円ほどと発表されているので、水準よりはやや少ないことがわかります。

            しかし、歯科衛生士は女性が多くの割合を占めているので、男女別の平均年収を見てみると、比較的に給与に恵まれた職業であると言えます。(男性平均年収531万円、女性平均年収287万円。※平成29年賃金構造基本統計調査により)

            とはいえ、歯科衛生士の給料は勤務先によって差があり、労働条件や福利厚生なども大きく違います。

            高い給料を目指すには、どんな就職先や働き方があるのかを知り、それぞれの特徴を知った上で選ぶことが重要です。

            詳しく見ていきましょう!

            歯科衛生士の給料は年齢や経験年数によって決まるの?

            歯科衛生士の平均年齢は33.2歳です。

            平成27年賃金構造基本統計調査によると、歯科衛生士の平均給与は、年齢ごとに増えていくことがわかります。

            ただし、最近では育児が終わった方がセカンドキャリアとして歯科衛生士の養成校に入り、資格を取るケースもあります。

            また、豊富なキャリアを持った60歳以上のシルバー衛生士も存在するので、歯科衛生士の給料は年齢によって決まるものだと一概には言えません。

            では経験年数の方はどうでしょう。

            データによると、歯科衛生士の平均初任給は大体20万円であり、新卒一年目の平均年収は約270万円となっています。勤務年数が長くなると給与も上昇していくことがわかります。

            また、日本の女性の平均初婚年齢は約29歳であり、初産の平均年齢は約31歳になります。

            よって、歯科衛生士の平均勤務年数は大体7年であることを考えると、21歳で養成校を卒業し歯科衛生士としてのキャリアをスタートさせ、29歳前後に結婚、出産が原因で退職する人も多いでしょう。

            歯科衛生士は自分の給料に満足しているのか?

            平成29年の歯科衛生士の勤務実態調査報告書によると、約60%以上の歯科衛生士が現在の給料に満足しながら働けていることがわかります。

            特に大病院、大企業に勤務する人の満足度が高いですね。

            大企業や大病院で勤務する歯科衛生士の給与や福利厚生が、診療所に勤務する人よりいいことが影響していると考えられます。

            一方、約30%以上の歯科衛生士は給料に不満を抱いたまま働いていることがわかります。

            ボーナスや歩合給が出るか出ないかは勤務先の求人条件によって異なりますので、待遇によるミスマッチを避けるためにも、応募する前に求人要項をしっかりチェックすることが大切です。

            年収アップするための3つの方法

            前述のように、歯科衛生士の給与について不満を抱く人はまだ大勢います。

             

            では、歯科衛生士の年収をアップさせる方法はなんでしょう。

             

            ここで3つの方法をご紹介します!

             

            順に確認していきましょう!

               

            資格を取る

              

            歯科衛生士の給与をアップさせる一つ目の方法としては、「認定資格」を取ることです。

            特定の専門分野に関する高い知識とスキルを身につけることで、「認定歯科衛生士」として認められます。

              

            認定資格を取得できれば、資格手当を上乗せしてくれる歯科医院が多くあります。

               

            認定歯科衛生士として活躍できる場も広がり、収入アップに確実に繋がります。

             

            認定資格はたくさん存在しますが、ここでは特におすすめする資格を5つご紹介します。

              
               
            • 日本歯科衛生士会認定歯科衛生士
            • 日本歯周病学会認定歯科衛生士
            • 日本歯科審美学会歯科衛生認定士
            • インプラント専門歯科衛生士
            • ホワイトニングコーディネーター

            他にも様々な資格がありますので、視野を広げるためにもぜひ資格の取得を検討してみてください!

               

            需要が多い場所で働く

              

            実は、歯科衛生士の需要が多い場所は、それに応じて給料を高く設定してくれることが多いです。

             

            また、郊外や地方よりは、都心部や中心部の給料が高く設定される傾向があります。

              

            転居が可能、または長距離通勤してもいいという方なら、需要や給与が高いエリアに転職すれば、年収アップが見込めるでしょう。

            転職する

              

            歯科衛生士は常に不足しいるので、年収に不満がある場合は、思い切って転職する方法もあります。

              

            例えば、大病院の場合は歯科衛生士の人数も多いため、主任や衛生士長などの管理職が用意される場合もあります。

              

            歯科医院の規模によって待遇は大きく変わってきますので、今の平均年収が低く、昇給の金額も比較的に低い場合は、年収が高い職場を見つけることは十分可能です。

            まとめ

            「歯科衛生士の平均年収」や「給与をアップさせる方法」についてご紹介させていただきましたが、いかがでしょうか?

            日本全体の女性の平均年収から見れば、歯科衛生士は恵まれた職業だと言えます。

            実際に現在の給与について、「不満がない」と満足して働いている歯科衛生士が60%以上と言われています。

            その反面、まだ30%以上の衛生士が今の給与に不満を抱いています。

            今回の記事は、年収をアップさせるため「認定資格を取り」、「思い切って転職する」などの方法を取り上げました。

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